新居を決めたら、正式に契約する
いい物件は、契約をすばやくやる!
新しい物件を見つけて仮押さえする際、ほとんどの物件はひと月以上も入居日を待ってくれるというところはなかなかありません。
つまり、新居の家賃と現住居の家賃が、完全に重複しない引越し時期を設定するということは、事実上困難だということです。
解約・契約の順序は計画的に
審査にかかる時間とやること
住居を借りる際には、申し込みを行ってから審査に通過する必要があります。
公務員や一般的な企業のサラリーマンであれば、よほど収入からかけ離れた物件に申込みをしない限りは、審査に引っかかるということはほぼありません、しかしフリーターや自営業などの職業ですと審査が厳しくなる傾向にあります。
無事にこの審査を通過してようやく、正式な契約が結べるようになるわけです。この審査には、早くても2~3日、長いと1週間近く近くかかることもあります。
退去日の告知連絡も忘れずに!
現住居の退去日の告知は、新居への入居予定日を決定してからが好ましいので、入居予定日を最大限に引き伸ばしてもらったとしても、1ヶ月は待ってもらえないうえに、現在の住居の家賃を日割りで数日間は支払わなくてはならないことになるのです。
このように、確実に重複しないように日取りを決定するというのはなかなか難しいのですが、できるだけ重複する日数が少なくなるように、入居予定日は待ってもらえる期間を最大限利用するようにしましょう。
ただし引越しシーズンと言われる12月~4月中は特に、また8月もなかなか難しいと思います。引越しの時期は皆さん重なるものですので、もし少しでも安く、いい条件で引越ししたいと考えるならば、オフシーズンとされる5月~7月の間に引越しするのがいいでしょう。
審査が無事通ったらするべきこと
入居日と退去日を設定する時のポイント
まずは新居を決めて申込みをする前に、一度、不動産屋の担当者に審査が通った時の入居までに最大限待ってもらえる期間を確認し、その最大限の日を中心に、入居日を設定すしましょう。
特に審査の通らない可能性がある自営業やフリーターなどの職業に就いている人の場合は、この家賃の重複を発生させないためにも、先走って退去日の報告をしないで、ある程度の重複は経費に含んでおいて正式に審査に通ってから、退去日の報告をするようにすることがおすすめです。